原価モデル
【げんかもでる】
IAS(国際会計基準)40号「投資不動産」に規定されている投資不動産の会計処理の方法の一つ。投資不動産を取得価額で貸借対照表に計上し、減価償却や減損処理(減損が生じている場合)を行い、時価は注記のみとするもの。日本の賃貸等不動産の会計処理でとられている方法はこの「原価モデル」のみである。これに対して、IAS40号では、投資不動産の公正価値を貸借対照表に計上する「公正価値モデル」という方法もあり、企業は原価モデルか公正価値モデルかを選択適用できる。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524468 |