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国際会計基準(IAS)
【こくさいかいけいきじゅん;あいえーえす】


IAS

狭義には、1973年に設立された国際会計基準委員会(IASC)が、2001年に国際会計基準審議会(IASB)に組織変更されるまでの間に作成した会計基準のことを指す。一方、2001年に設立された国際会計基準審議会(IASB)により作成された会計基準のことは国際財務報告基準(IFRS)という。しかし、一般的に「国際会計基準」といった場合には、IASとIFRSを区別せずに、両者をまとめて「国際会計基準」と呼ぶことも多い(広義の国際会計基準)。
IASBが作成する国際会計基準は近年、急速な広がりを見せており、全面採用もしくは一部採用または、自国の会計基準のIFRSへの収斂(コンバージェンス)を決定ないし検討している国は100カ国を超える。欧州連合(EU)は2005年に国際会計基準への一本化を決定し、域内の上場企業への適用を義務付けた。




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日経BP社
「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」
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