サブセクター
【さぶせくたー】

サブセクターの直訳は、メインの部門ではない下位の部門という意味であるが、企業においてサブセクターといった場合は、本業ではない事業分野を指すことが多い。日本では鉄道会社や保険会社などが不動産事業をサブセクターに持つケースが少なくない。こうした企業の強みは、不動産専業の企業が手を出せない不況期でも本業を基にした資金調達力が活かせることや、本業が別にあるために過熱しているときに不動産を買い続ける必要がないということである。また、これらの企業は、投資ファンドと異なり、長期的な視点に立って不動産の価値を判断しているケースが多いという特徴も持っている。

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日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典　不動産ビジネス」 JLogosID : 8524480