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投資不動産(IAS40号)
【とうしふどうさん;あいえーえすよんじゅうごう】


IAS(国際会計基準)による投資不動産の会計処理の規定のこと。「投資不動産」の範囲は、日本の「賃貸等不動産の時価等の開示に関する会計基準」(企業会計基準第20号)で定義されているものとほぼ同じである。IAS40号では、投資不動産については、「原価モデル」と「公正価値モデル」のうちいずれかを企業が選択できる。「原価モデル」とは、投資不動産について、取得価額で貸借対照表に計上し、減価償却や減損処理(減損が生じている場合)を行い、時価の注記を行うというものである。「公正価値モデル」とは、投資不動産を公正価値(=時価)で評価し、その金額を期末の貸借対照表に計上し、評価額の変動額を損益計算書に計上するというものである。




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日経BP社
「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」
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