不良債権
【ふりょうさいけん】
企業や銀行が保有する債権のうち、債務者である企業の経営状態の悪化により利払いを受けることができない債権や、回収が困難となっている債権のこと。バブルの崩壊により、不動産をはじめとした資産価格が下落し、これらを担保として貸出しを行っていた銀行の債権が資産価格の下落及び債務者の経営悪化により回収不能となり、2000年代まで不良債権問題として尾を引き、これがバブル崩壊からの回復を遅らせた一因となったと言われている。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524503 |