ESG要因(ESG Issue)
【いーえすじーよういん】
ESG Issue
国連の責任投資原則で、機関投資家の意思決定プロセスに反映すべきとされる三つの要因―環境(Environmental)要因、社会的(Social)要因、企業統治(Governance)要因の総称。具体的には、①環境問題への取り組み(リサイクル達成率、温暖化ガスの排出量など)、②企業の社会性(法令遵守、職場環境への配慮、地域への貢献度など)、③企業内における経営陣、従業員および株主の権利および責任の明確化(社内監査制度の整備、不祥事対応)などが挙げられる。近年、企業への影響力を増している投資家もESG要因を評価に取り入れる動きが盛んになってきている。
【参照キーワード】
責任投資原則
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524515 |