LEED（Leadership in Energy and Environmental Design）
【りーど】

LEED/Leadership in Energy and Environmental Design

米国の非営利団体であるU.S. Green Building Council（USGBC、米国グリーンビル協議会）が運用する建物の環境性能評価手法。認証取得件数は約9,000棟、認証待ちの登録件数は3万棟強（2011年3月現在）に上る。評価対象に応じて6種類の評価システム―新築および大規模改修（NC）、既存建物（EB）、商業ビル内装（CI）、コア＆シェル（CS：主体構造・基幹設備・外壁などテナントビルのオーナー所掌部分）、住宅（LEED for Homes）、近隣開発（ND）―が用意されている。評価項目は、例えば既存建物（LEED-EB）では7つのカテゴリー―①サステナブルな敷地利用、②水使用の効率性、③エネルギーと大気、④材料と資源、⑤室内環境、⑥維持管理における新機軸、⑦優先配慮すべき地域条件―に分類され、項目ごとの設定ポイントで採点される。得点に応じて、高いものから順に、プラチナ認証（Platinum）、ゴールド認証（Gold）、シルバー認証（Silver）、標準認証（Certified）の4段階で評価される。

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日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典　不動産ビジネス」 JLogosID : 8524518