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エネルギー消費原単位
【えねるぎーしょうひげんたんい】


エネルギー消費量を同一の基準で示して、エネルギー消費効率を比較するために用いる指標。エネルギー消費総量を生産数量などエネルギー使用量と密接な関係を持つ値で割って算出する。工場の場合、生産する製品量(例えば粗鋼1トン)や生産額などが用いられるが、オフィスビルでは、生産数量の代わりに延床面積を用いた単位床面積当たりの年間エネルギー消費量(単位はMJ/㎡・年)で表す場合が一般的である。
エネルギー消費原単位はデータが入手しやすく、建物で消費されるエネルギーの実績値を単純に比較するのに便利な指標であるため、省エネルギーの簡易診断などで用いられることが多い。




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日経BP社
「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」
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