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活断層
【かつだんそう】


地質学的に最近の時代まで繰り返し活動し、将来も活動を継続すると考えられる断層のこと。プレートの境界面に位置する日本列島は地盤に蓄積される歪みが大きく、周辺の海底も含めれば約2,000の活断層があると言われている。活断層による地震は、地下の比較的浅い部分で発生するため局地的に大きな被害をもたらす危険性があり、近い過去に繰り返し地震が発生している活断層では今後も地震が発生する可能性が高く、活断層の位置や活動度の情報は防災上非常に重要である。
これまで様々な機関により活断層の調査がなされ、多くの評価結果が出されており、国土地理院の「都市圏活断層図」(http://www1.gsi.go.jp/geowww/bousai/menu.html)や、独立行政法人産業技術総合研究所・活断層・地震研究センターの「活断層データベース」(http://riodb02.ibase.aist.go.jp/activefault/)などがホームページ上で公開されている。




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「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」
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