キャップ&トレード(制度)
【きゃっぷあんどとれーど;きゃっぷあんどとれーどせいど】
政府などが設定した温室効果ガス排出枠の総量上限(キャップ)のなかで個々の事業者に排出枠が割り当てられ、排出削減義務達成の手段として各事業者間での排出枠の取引(トレード)が認められる制度。排出総量の着実な削減、義務者間の公平性の確保、取引を市場メカニズムに委ねることによる行政コストの抑制などが期待できることから、実効性と透明性の高い政策手段として行政は導入に前向きな姿勢をみせている。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524547 |