スマートコミュニティ
【すまーとこみゅにてぃ】

情報インフラをベースとして、コミュニティレベルで生活基盤の効率化・省エネなどを推進しようという考え方。
例えば、スマートグリッドもこの一例である。
電力の場合、従来は電力会社から供給される電力を企業・個人が一方的に消費するだけであった。しかし最近ではソーラーパネルなどの普及により、使用者からの「売電（余剰電力の販売）」も可能となっている。このような中で電力会社や「売電」による供給と実際の需要とを均衡させるには、一定エリア内全体の個々の住宅・企業における電力の過不足を素早く計算し、制御する仕組みが必要となる。
かつてはこのような仕組みの構築は困難であったが、個人住宅レベルまでの情報化（ネット化）の進展により、現在実現に向けての作業が行われている。
一定エリアの中では、電力に限らず通常このような細かい過不足が存在していると考えられ、スマートコミュニティはそれらを情報化手段により効率化し、環境負荷も低減しようというものである。

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日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典　不動産ビジネス」 JLogosID : 8524574