責任不動産投資（RPI：Responsible Property Investment）
【せきにんふどうさんとうし;あーるぴーあい】

RPI:Responsible Property Investment

責任投資原則を不動産投資に適用する考え方として国連環境計画（UNEP）が推進しており、通常の収益目標に加えて、不動産のライフサイクル全般においてESGに配慮する不動産投資・運用戦略と説明されている。法的拘束力のない原則だが、国連環境計画・金融イニシアティブ（UNEP FI）・不動産ワーキンググループ（PWG）が責任不動産投資に関する世界の主要な市場の調査を踏まえ、不動産投資において環境や社会的配慮に積極的に取り組むことで、競争上の優位性を獲得し、より大きな投資収益を実現することが可能であるという分析結果を発表するなどの活動を行っており、市場への浸透を目指している。
【参照キーワード】
責任投資原則
国連環境計画

(c)2011　Mitsubishi UFJ Trust and Banking Corporation

日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典　不動産ビジネス」 JLogosID : 8524578