全壊・半壊
【ぜんかいはんかい】
災害による建物被害の程度を表す指標の一つ。住宅の場合、居住のための基本的機能がどの程度失われたかを基準とする。「全壊」は全部が倒壊、流失、埋没、焼失したもの、または、損壊が甚だしく補修により元通りに再使用することが困難なもの、「半壊」は損傷が甚だしいが補修すれば元通りに再使用できるものと定義され、具体的には、損壊部分が延床面積の70%以上または被害額が建物の時価の50%以上は「全壊」、同様に延床面積の20%以上70%未満または時価の20%以上50%未満は「半壊」を判定基準としている。
【参照キーワード】
倒壊
(c)2011 Mitsubishi UFJ Trust and Banking Corporation
| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524580 |