長周期地震動
【ちょうしゅうきじしんどう】
ゆっくりと長く揺れる地震動。地震規模が大きいほど長周期の波が増えること、長周期の地震波は減衰が小さく遠方まで伝わりやすいこと、地震波の周期が超高層建物の固有周期と一致しやすいことなどから、東海、東南海、南海地震などの海溝型の巨大地震が起きた場合、東京などの大都市の超高層ビルが共振現象を起こして大きく長く揺れ、構造体や内外装材の損傷、設備機器の転倒など予想外の被害をもたらす可能性が懸念されている。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524586 |