CFT（Concrete Filled Steel Tube）
【しーえふてぃー】

CFT/Concrete Filled Steel Tube

鋼管の中にコンクリートを充填したハイブリッド構造の柱を用いた建物の構造形式。鋼管とコンクリートの互いの弱点を補い合うことにより、剛性・強度・耐火性・耐久性などの点ですぐれた性能が期待できる。1980年代後半から広く使われるようになった。小さな柱断面で高い階高、長い柱間隔が可能となること、鉄筋・型枠工事が不要となり、SRC造に比べ工期短縮が可能であることなどのメリットがある反面、鉄骨加工や充填のための品質確保に手間やコストがかかるため、超高層ビルなど階数・規模が大きい物件に採用されるケースが多い。

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日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典　不動産ビジネス」 JLogosID : 8524611