司法書士
【しほうしょし】

司法書士法の定めるところにより、登記、供託及び訴訟等に関する手続きを行う専門家である。
主な業務は、①不動産や会社・法人の登記手続きと供託手続きを、代理人として行う、②法務局や裁判所、検察庁に提出する書類を作成する、③法務大臣の認定を受けた認定司法書士は、簡易裁判所を事物管轄とする民事紛争（請求額が140万円以内のもの）について、相談に応じ、又は裁判外の和解について代理すること等である。
司法書士になるには、司法書士試験に合格するか裁判所事務官等の実務経験などを10年以上有し法務大臣の許可を受けた上で、日本司法書士会連合会の司法書士名簿に登録しなければならない。
なお、不動産の権利に関する登記については司法書士が行うが、不動産の表示に関する登記は土地家屋調査士が行う。

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日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典　不動産ビジネス」 JLogosID : 8524671