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長期修繕計画
【ちょうきしゅうぜんけいかく】


建物の大規模修繕や設備更新の時期・方法、支出額などをあらかじめ決めておくこと。
建物の状態を維持するには、普段から点検や修理を行うことに加え、長期修繕計画を立て、この計画に基づいて修繕積立金を積み立て、計画的に修繕を行うことが必要となる。長期修繕計画は、建物の規模、設備、仕様、計画期間などによって内容が異なるので、建物に合った適切な計画が求められる。
修繕の内容としては、外壁の塗装工事や内壁天井の補修、給水設備、排水設備、電気設備、エレベーター設備の更新などがある。
なお、国土交通省の定めるマンション標準管理規約において、長期修繕計画の作成や定期的な見直しは管理組合の業務のひとつとして位置付けられている。
修繕積立金の積立方法には、均等積立、段階増額、一時金徴収などがある。




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日経BP社
「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」
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