天空率
【てんくうりつ】
地上の観測点から頭上を見上げた時に、建物によって視界が遮られずに天空が見える割合のこと。都市部では高層建築が建つことで周辺の採光や通風などの環境を阻害しないように、前面道路の反対側の境界線から建物敷地側の上空へ向かう一定勾配の斜線で決まる高さ以下に収まるように建物の高さが決められている(斜線制限)。この斜線制限を適用除外とする判断基準として天空率が用いられ、斜線制限を超える高さの建物も建築が可能となる。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524711 |