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連鎖型再開発
【れんさがたさいかいはつ】


稼働している建物を取り壊して建て替えるのではなく、近隣の空いている土地に受け皿となるビルを建設してから移転し、移転後の空いた土地で次の開発を行う。これが連続して行われることから連鎖型再開発と呼ばれる。すでに開発が進んだ地域での新たな大規模開発の際に発生する用地の手当てや工事期間中の移転先など様々な問題を解決し、効率的に地域全体を更新することができる仕組み。
東京・大手町では2009年に第1次事業として大手町合同庁舎の跡地に新しいビルを建設し、近隣の日本経済新聞社、全国農業協同組合連合会、日本経済団体連合会が移転。第2次事業として移転後の日経ビル、JAビル、経団連会館の跡地に新しいビルが開発される。




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日経BP社
「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」
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