デュー・デリジェンス
【でゅーでりじぇんす】
Due diligence
不動産取引や融資などにおいて対象不動産の有する適正な市場価格やリスクを明らかにするために実施する詳細かつ多角的な調査のこと。英語の意味は、Due:当然行われるべき、相当の、diligence:注意、努力。
調査項目は建物に関する耐震性や有害物質の使用の有無、賃貸借契約などの権利関係、市場の需給動向など多岐にわたるが、大きく「物理的調査」、「法的調査」、「経済的調査」の三つに分けることができる。
デュー・デリジェンスの調査は広範囲に及ぶとともに専門性が求められるため、宅地建物取引主任者、不動産鑑定士、測量士、土地家屋調査士、一級建築士、弁護士、公認会計士、税理士、環境コンサルタント、ゼネコン、土壌調査・浄化業者などの連携によって進められる。
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| 日経BP社 「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」 JLogosID : 8524957 |