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再調達原価
【さいちょうたつげんか】


対象建物を現在新たに建築するとしたらいくらかかるか、土地の場合は、造成地や埋立地など、その土地をもう一度造るとしたらいくらかかるか、その費用の総額のこと。
再調達原価を求める方法には直接法と間接法がある(主に建物の再調達原価を求める場合)。
①直接法 対象不動産の現在の建築費を直接見積もる方法、または対象建物の建築した当時の建設請負契約書や造成・埋め立てに要した当時の費用の資料を基に、時点修正などを行い、査定する方法。実務的には後者を適用することが多い。
②間接法 対象建物と類似する他の建物の建築費から時点修正を行い、さらに地域の違い、建物の規模・仕様・数量などの違いを加味して修正を行い建築費を求める方法。




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日経BP社
「プロフェッショナル用語辞典 不動産ビジネス」
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