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田尾寺村(近世)


江戸期~明治7年の村名摂津国有馬郡のうち有馬川の支流有野川中流域に位置する地名の由来は,隣村の西尾に対する東尾で,東の尾の山脈の麓に集落を形成したことによるその東尾路が田尾寺となった(有野村誌)「元禄郷帳」が初見で,元禄年間以前に中村から分村して成立したものと思われ,以後江戸期は中村を冠称武蔵国岡部藩(明治元年から三河国半原藩)領村高は,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに378石余天保8年の家数19・人数122(同前)明治4年村明細帳では,田畑反別18町7反余,ほか山林4町4反余(同前)神社は田尾神社寺院は浄土宗日照山東尾寺明治5年啓緒小学校開校,同8年有野小学校に統合される明治7年有野村の一部となる

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KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7392705