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八幡町(近世〜近代)


江戸期~昭和51年の町名古河城下18か町のうち脇町地名は,地内の八幡神社に由来するという町人地「古河旧記」によれば,長さ1町42間・幅4間2尺で,七軒町・南新町を含めた役屋敷36・畑屋敷43(藤懸家文書/古河市史)享保12年の家数49(井上家文書/古河市史)八幡社がある同社は,社伝によれば文安3年鶴岡の八幡を勧請して古河城第3の郭内に廟社が置かれたが,鬼門の地を点じて寛永19年土井利勝により当町に移されたという(古河志)なお当町は,明治22年から古河町,昭和25年からは古河市古河に含まれ通称町名となっていた同51年住居表示実施により,古河市本町2~4丁目・幸町となる




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7277247