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米沢町(近世)


江戸期~明治7年の町名三ツ橋地方のうちに形成された1町城下北西の隅,田原町内寺町の正善寺裏に位置する万治2年の大火以前の城下絵図(松平文庫)には,奈良左兵衛門与力屋敷および飯田主水下屋敷のみ記される地域であるが,それ以後の各期の城下絵図を眺めると,次第に地方町が形成されていく様子が認められる結城秀康が越前に入国して城下を改修した時,関ケ原合戦時に上杉氏を押さえた功績を記念して,上杉氏減転先の米沢にちなんで命名したとする説があるが(稿本福井市史),当町は万治2年の城下大火後に形成されたものと思われるなお,当町の街路は北北西に延びて城下を出て吉田郡牧野島村に通じていたこのため,当町から城下の外へ通ずる道を牧野島口と呼んだなお,正徳3年の町絵図出来の際の調書には当町名が見えず,後米沢町の名が見える明治7年町名改正時の戸数32同年乾下町の一部となる




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7334793