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必ず成功させるという気持ちを持つ


【至言】
『物事を判断するときに、正しいか間違いかは決まっていない。
最終的に成功させれば、その判断は正しい。
必ず成功させるという気持ちがあるかどうかが重要だ。』米山 勉 ヨネックス社長

【解説】
 かつてない大きな投資や全く新しい事業に踏み切るときには、それだけ不安も大きくなる。本当に成功するのか、失敗したらどうするか、いつまで考えても「絶対に大丈夫」という確信は持てない。
 そういう場面で重要なのは、自分の気持ちである。本当に成功させたいと思っているのかどうかだ。「失敗したって構わない」という甘い気持ちがどこかにあるようでは、きっと挫折してしまう。
 ヨネックスの米山勉社長は、プロゴルファーの石川遼選手と破格の契約を結ぶに当たり、自分の「本気度」を大事にした。契約のサインをするときに手が震えたというのも、決意の重さの表れだろう。
 部下や後輩に経験を積ませるために「失敗しても構わない」と挑戦を促すことも時にはある。しかし、その言葉を自らに当てはめることは禁物だ。
【チェックポイント1】
□ 自分で「やる」と決めたことの成否は自分の努力によって決まる。
【チェックポイント2】
□ 自分が「必ず成功する」と信じることなら、躊躇する必要はない。
【チェックポイント3】
□ 本当に成功させたいことなら、成功するまで続けられる。




(c)日経BP社 2008
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「心にとめておきたい名経営者の至言」
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