藤原忠通
【ふぢはらのただみち】
[[人名]]ふぢはらのただみち【藤原忠通】(フジワラノタダミチ)(一〇九七~一一六四)平安時代後期の政治家・歌人。関白忠実(ただざね)の子。太政(だいじょう)大臣に昇進し、摂政・関白を務めた後、法性(ほっしょう)寺で出家し、法性寺殿と呼ばれた。漢詩や和歌にすぐれ、能書家として知られる。書の法性寺流の祖とされる。著作に漢詩集『法性寺関白集』、日記『法性寺関白記』などがあり、家集に『田多民治(ただみち)集』がある。→わたのはらこぎいでてみれば…〔〔和歌〕〕
 | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5073503 |