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藤原基俊
【ふぢはらのもととし】


[[人名]]ふぢはらのもととし【藤原基俊】(フジワラノモトトシ)(?~一一四二)平安時代後期の歌人。右大臣俊家(としいえ)の子。従五位上左衛門佐(さえもんのすけ)。和歌や詩文にすぐれ、歌学にも造詣(ぞうけい)があった。『万葉集』に次点(=訓点)を付けた一人。古歌を重んじ、伝統的立場に立って歌を作った。晩年の門人の藤原俊成に『古今和歌集』の秘事口伝を行い、古今伝授の道を開いた。歌は『金葉和歌集』以下の勅撰和歌集に採録されており、家集に『基俊集』、編著に詩歌集『新撰朗詠(ろうえい)集』がある。→ちぎりおきし…〔〔和歌〕〕




東京書籍
「全訳古語辞典」
JLogosID : 5073518