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中竹屋町
【なかたけやちょう】


旧国名:美濃

(近世~近代)江戸期~現在の町名。明治42年まで岐阜を冠称。江戸期は美濃国厚見(あつみ)郡岐阜町のうち。当町の中央を南北に竹屋町通が走る。本通に架けられた橋を渡辺橋,矢島町に架けられた橋を平田橋という。この2つの橋以南を古来より地方(じかた)といって岐阜町と区別した(岐阜美や計)。寛保3年の大火により町内の全戸が類焼(岐阜志略)。寛政期の戸数58(増補岐阜志略)。明治7年の大火で62戸類焼。天保5年から明治5年まで,豊田秋為を教師として寺子屋が開かれた。生徒数200人。酒店が多く,明治35年の清酒造石高は333石余。明治22年岐阜市に所属。昭和5年の戸数32・人口185,同40年の世帯数50・人口217。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7107509