100辞書・辞典一括検索

JLogos

30

藤田(近代)


 明治後期・大正期~現在の大字名。はじめ穂足村,昭和30年からは須玉町の大字。もとは穂足村の一部。隣接する大豆生田【まみようだ】とともに国道141号と江草・増富方面,明野方面へ通ずる道路の分岐点に当たり,街村として発展した。大正15年,雨宮浅太郎らによって百観音自動車運輸を設立,資本金10万円をもって乗合バスおよび貨物運輸業務を開始,昭和2年には韮崎馬車組合乗合自動車を合併,峡北地方の交通運輸の中心となったが,第2次大戦後山梨交通に統合された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7336651