鶉石駅(古代)


平安期に見える駅名越後国頸城【くびき】郡のうち「延喜式」兵部省諸国駅伝馬条に見える越後国10駅の1つ高山寺本「和名抄」にも駅名がある北陸道の駅家で,駅馬5疋を常備した蒼海駅から当駅を経て,名立駅に至る現在の能生町鶉石に比定する説が有力(県史・糸魚川市史)これに対し,鶉石が能生川河口より2km程上流に位置するのは不自然であるとして,能生川河口左岸の太平寺付近に比定する説もある(古代日本の交通路Ⅱ)

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7306772 |