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![]() | 国頭[沖縄] |
方言ではクンジャンという。沖縄本島最北端に位置し,中央部をほぼ南北に与那覇(よなは)岳を最高峰とする国頭山地が走り,東シナ海側と太平洋側の両斜面に分かつ。「明史」永楽9年(1411)の中山使に坤宜堪弥(くにかみ)とあるのが初見とされ(南島風土記),クンガミ・クンギャミからクンジャミ・クンジャンと転訛したと考えられる。沖縄考古編年前?期の宇佐浜遺跡から出土した土器の型式は,奄美大島(鹿児島県)の宇宿貝塚の土器と類似しており,両者の関係が遠くないことを暗示している。「おもろさうし」には,「かねしくにかみ」というオモロ歌唱者や,「へと」「おく」「あかまる」「さてみなと」などの地名が謡われている。
【国頭間切(近世)】 王府時代〜明治41年の間切名。
【国頭村(近代)】 明治41年〜現在の国頭郡の自治体名。

