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児玉[関東地方]
角川日本地名大辞典

古太万(和名抄)・小玉(黄梅院文書)とも書く。県北西部,小山川(身馴(みなれ)川)の左岸に位置する。郡名の起こる地で,ほぼ郡の中央に位置する。武蔵七党の1つ児玉党の居住した所であり,児玉氏はここで在地名を名乗ったものと考えられる(新編武蔵)。児玉党児玉氏は「七党系図」によると藤原氏の庶子有道氏の遠峯より4代の孫家行が,武蔵権守となって武蔵に入ったことにより始まる。家行の子家弘が児玉に住み,児玉庄太夫と称した。孫の家長は源氏に従い,平氏追討軍に参加。承久3年,宇治川合戦で「敵を討つ人々」の中に児玉刑部四郎の名がある(吾妻鏡)。文永8年10月児玉六郎時国の館に,佐渡へ配流の途中の日蓮が投宿した。同11年赦免後も時国は日蓮に謁して深く法華宗に帰依した。日蓮の寂後,ついに館を捨てて一寺を建立し,東光山玉蓮寺とした(新編武蔵)。境内は児玉氏の館跡の内であるという。
児玉村(中世)】 室町期から見える村名。
児玉町(近世)】 江戸期〜明治22年の町名。
児玉町(近代)】 明治22年〜昭和30年の児玉郡の自治体名。
児玉町(近代)】 昭和30年〜現在の児玉郡の自治体名。
児玉(近代)】 明治22年〜現在の児玉町の大字名。