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![]() | 色見[九州地方] |
阿蘇外輪山南郷谷北東端,高岳山麓・根子岳山麓の高原台地に位置する。地名に関しては,阿蘇大明神(健磐竜命)が山上から国の鎮めとして投げた神石を石君と称し,これが転訛して「しきみ」となったとする伝承や,阿蘇大明神が草部吉見神の女阿蘇都媛をめとり,阿蘇の国造りに旅立つ時に当地の洗川で旅の衣の色を染めて色の様子を見たことから,色見となり,さらに転訛して「しきみ」になったとする口碑がある。五穀豊穣を感謝し,豊作を祈る色見の飯食い祭りは250年余続く特異な伝統行事として知られる。埋蔵文化財の包蔵地で,北条館跡の山鳥遺跡などがある。当地には阿蘇谷・南郷谷を結ぶ重要な交通路が通り,日尾峠の南郷入口にあたるほか,館・陣屋などの地名が残るところから,阿蘇家の一族が在住していた可能性が考えられる。
【色見村(中世)】 鎌倉期に見える村名。
【色見村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【色見村(近代)】 明治22年〜昭和30年の阿蘇郡の自治体名。
【色見(近代)】 明治22年〜現在の大字名。
