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![]() | 早借[中部地方] |
早樫とも書いた。集落は滝野出・御坊出・堂前出(どのまいで)・上出・堂陳出(どうちんで)・八幡出の6垣内(かいと)に分かれていた。上庄(かみしよう)川の支流早借川の谷にあり,三方を丘陵山地に囲まれ,中央に帯状小平地がある。村の東北端に滝尾山があり,延喜式内社と称される速川神社が鎮座する。滝尾山には中世の頃密教寺院48坊が繁栄していたが,上杉謙信の兵火にかかって廃絶したといい,現在も山中には月光坊・金剛坊・憲宗坊・妙坊などの地名が残る。早借の月光山聞行寺,新保の憶念寺,上田の勝福寺・長林寺,氷見(ひみ)町池田町の金剛院などは,いずれも滝尾山から移転したものと伝える。粟原村との境の山に高松城跡があるが,城主の事歴や年代は不明。戦国末期,当地の岩田谷内(いわたやち)に岩田采女正士が住し,近郷を領していたが,天正年間に越後勢を駆逐し,前田利家の臣となり,知行1,000石を給されて金沢へ移った(岩田家譜)。岩田家は金沢へ移住して後も,もとの氏神である岩田谷内の八幡宮に祭祀料を奉納している。
【早借村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。
【早借(近代)】 明治22年〜現在の大字名。
