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県南部,越辺(おつぺ)川と高麗(こま)川両川にはさまれた台地上に位置する。地内には縄文中・弥生・古墳・奈良・平安期の遺跡が点在する。児玉党の一族大類氏の土着が地名の由来という(新編武蔵)。字明神台には大類氏館跡と伝える居館跡がある。「太平記」に見える,貞治2年6月17日の鎌倉公方足利基氏と宇都宮氏綱・芳賀禅可入道との苦林野(にがばやしの)合戦の戦死者を,当地の十社(十首)神社に祀ったという伝承がある。【大類(中世)】 戦国期に見える地名。【大類村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。【大類(近代)】 明治22年〜現在の大字名。
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