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古くは伊多久(いたく)・板久と称し,天正18年板久,元禄11年水戸藩主徳川光圀の命名で潮来と改称。常陸利根川の左岸に位置する。潮来としたのは,光圀が鹿島に潮宮があって常陸の方言で潮を「いた」と読むことに興を覚えたことによるという(新編常陸)。【板来郷(古代)】 奈良期〜平安期に見える郷名。【いたく(中世)】 南北朝期に見える地名。【潮来村(近世)】 江戸期〜明治22年の村名。【潮来町(近代)】 明治22年〜平成13年の行方郡の自治体名。【潮来市(近代)】 平成13年〜現在の自治体名。【潮来(近代)】 明治22年〜現在の潮来町の大字名。