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大倉山
【おおくらやま】


札幌市中央区と西区の境界にある山。標高307m。新第三紀鮮新世の三角山溶岩(輝石安山岩)からなる。山名は,昭和6年大倉喜七郎男爵らがこの山の東斜面に60m級のシャンツェを建設し,札幌市に寄贈したことにちなむ。このシャンツェは昭和46年7.5億円の国費で冬季札幌オリンピック大会の90m級ジャンプ台として改造された。昭和57年リフトも設置され,終点の展望台は市民や観光客にも供用され札幌の新名所になっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7001182