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小平蘂川
【おびらしべがわ】


留萌(るもい)地方小平町を流れる2級河川。流路延長61.7km,流域面積465.2km(^2)。小平町と空知地方幌加内町の境界にある天塩山地南部の西側山麓に水源を有し,前記念別川・中記念別川・オトイチセコロ川などの支流を合わせてほぼ西南西へ流れ,小平町市街地の北側で日本海に注ぐ。中流部の達布(たつぷ)・住吉・寧楽の付近から幅1kmほどの谷底平野が形成され,水田などに利用される。流域の山地は古第三紀層からなり石炭を産出する。昭和42年までは北炭天塩炭鉱が操業し,達布~留萌間の天塩炭礦鉄道も通じたが,閉山に伴い廃止された。「北海道駅名の起源」では,川名の語源をオピラウシペッ(入口に崖の多い川の意)とする。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7001641