猿払川
【さるふつがわ】
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宗谷地方猿払村を流れる2級河川。流路延長59.5km,流域面積361.4km(^2)。猿払村と豊富町との境界の宗谷丘陵中央部から源を発したキタンベツ川と,トキタイ山付近から発して北上する本流とが上猿払市街で合流し,東宗谷の低湿地帯を蛇行して北東に進み,河口に近いポロ沼付近で,ポロシリ山から発して東流する狩別川と合流し,浜猿払でオホーツク海に注ぐ。流域は東天北の原野の一部で低湿地帯であり,土地利用も進まず,下流の浅茅野(あさじの)台地で酪農と畑作が行われるにすぎない。河口地帯ならびにその流域,ポロ沼の周辺には縄文時代の遺跡がある。
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![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7003475 |