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徳舜瞥山
【とくしゅんべつやま】


胆振(いぶり)地方大滝村南東部にある山。標高1,309m。第三紀末に噴出した安山岩質の,ホロホロ火山の最上部を覆う溶岩流が浸食されたもの。西側斜面は他の斜面に比べ浸食が進まず,尾根伝いに登山道が設けられる。冬には北湯沢温泉からのスキーコースがある。標高1,000m付近まではトドマツの原生林に覆われ,やがてハイマツとミヤマツツジ・ジムカデイワヒゲなどの高山植物が現われる。頂上からホロホロ山へは尾根伝いに約30分で達する。北西麓には褐鉄鉱を産出する日鉄徳舜瞥鉱山が昭和48年まで操業した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7005551