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発寒川
【はっさむがわ】


札幌市西部,西区の奥手稲山(949m)を水源とし,茨戸湖(旧石狩川)に注ぐ1級河川。石狩川水系の支流。流路延長10.7km,流域面積20.6km(^2)。上流では手稲平和で宮城沢川,西区西野二股で百松沢山を水源とする左股沢川とそれぞれ合流し,西野二股付近では発寒川扇状地を作る。ここでは広島開墾による稲作が試みられたが,現在は住宅地となっている。琴似・発寒の市街を流れ発寒鉄工団地の北東で新川に注ぐ。新川に合流し3.5km北西方向に直進した後,紅葉山砂丘の手前で北東方向に流れを変え,砂丘に沿って札幌市と石狩地方石狩市の境界線をなし低平地を小さく蛇行して伏籠川に合し,茨戸湖へ注ぐ。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7006763