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武佐岳
【むさだけ】


根室地方標津(しべつ)町と中標津(なかしべつ)町の境界にある山。標高1,005.7m。第四紀更新世の火山岩から構成される円錐状の成層火山で,山体は浸食が進むが,火山形態はとどめる。中標津町のシンボルとされ,毎年6月には山開きが行われる。中腹にはトドマツが植林され,標高800m以上にはハイマツ帯が広がる。山麓一帯は大部分が火山灰地であるが,地味は比較的豊かである。山麓には武佐の集落があり,この地方で最初の開拓地。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7008819