武利川
【むりいがわ】

「むりがわ」ともいう。網走地方丸瀬布(まるせつぷ)町を流れる１級河川。湧別川水系の支流。流路延長42.5km，流域面積323.8km(^2)。上川地方上川町と留辺蘂(るべしべ)町との境界にある武華山（1,758.5m）付近に源を発し，北東流して丸瀬布町で丸瀬布川とともに湧別川に合流する。上流は千枚岩や三畳紀―ジュラ紀の下部日高層群からなり，中流では新第三紀中新世のトムイルベシベ層・北見富士層など，下流には鮮新世の溶結凝灰岩が分布し，河岸段丘も発達する。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7008827