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相坂川
【あいさかがわ】


「おうさかがわ」とも読み,奥入瀬(おいらせ)川ともいう。県の南東部をほぼ東流する川。相坂川水系の幹川。2級河川。流路延長70.7km・流域面積819.9km(^2)。十和田湖を主たる水源とし,上北郡十和田湖町焼山までは北流するが,その後東流し,十和田市-上北郡六戸町-下田町-百石(ももいし)町-八戸市を経て太平洋に注ぐ。下流部では百石町と八戸市の境界をなす。一般的には相坂川より奥入瀬川の名称で知られる。支川が多い川で,主なものとしては,明神川・後藤川・藤島川・生内(おぼない)川・熊ノ沢川・片淵川・中里川・冷水沢・蔦川・黄瀬川・大幌内(おおほろない)川・小幌内川・惣辺川などがある。十和田湖から十和田湖町焼山まで流れる区間には,多くの滝・岩などの景勝地があり,奥入瀬渓流と呼ばれ,多くの観光客が訪れる。またこの区間は国の特別名勝天然記念物に指定されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7009720