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朝比奈平
【あさひなだい】


下北半島南部,むつ市と下北郡東通村との境界に広がる丘陵。標高257.4m。半島頸部に当たり,むつ市金谷沢と東通村小田野沢を結ぶ中央地点に位置し,平頂峰をなす。新生代新第三紀の安山岩質集塊岩からなる。半島東部丘陵地で最も高く,北西流する田名部川の支流青平川や,西流して陸奥湾に注ぐ今泉川・奥内川,南東流して太平洋に注ぐ小老部(こおいべ)川などが放射状に谷を刻む。一帯はブナ・ナラ・アカマツなどで覆われる。東部斜面の太平洋岸の小田野沢集落付近には,東京電力・東北電力の東通原子力発電所の建設が予定されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7009803