100辞書・辞典一括検索

JLogos

8

朝比奈岳
【あさひなだけ】


朝日向岳とも書く。下北郡川内町湯ノ川東方にある山。標高874m。大畑町との境界をなす。下北半島中央部恐山火山の西にそびえる半島第二の高峰。第四系の安山岩類とその角礫凝灰岩で構成され,恐山火山の寄生火山と推定されている。山体は,南北に長く延びる。古くは大尽山・釜臥山とともに宇曽利三峰と呼ばれた。ヒノキアスナロが生育し,山頂付近はブナ林からチシマザサ草原へと移行する。湯ノ川から大畑町薬研へ抜ける林道の尾根から延長約4.2kmの登山道がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7009805