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荒屋平
【あらやたい】


七戸川支流の大林川と砂土路(さどろ)川に挟まれた洪積台地。東西約4km・南北2.5km。十和田市と上北郡七戸町にまたがる三本木原の一部をなす。七戸村の工藤轍郎により,荒屋平382haの開墾事業が計画され,明治17年見町(みるまち)川上水5,240mを開削し,24町歩の水田が開かれた。また明治34年には,奥入瀬(おいらせ)川支流熊ノ沢川からの通水工事に着手,同37年に完成した。この用水路は約1,500mの梅山トンネルを含む延長9kmで,工藤堰と称された。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7009880