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観瀾山
【かんらんざん】


東津軽郡蟹田町中師にある丘。観蘭山とも書く。一説には,対岸の下北半島からワシが飛来してくるので鷲尾山とも呼ばれる。観瀾山は大正12年久邇宮の命名によるという記念碑がたつ。サクラの名所として知られ,マツも植栽され,公園を形成する。丘上からは蟹田川河口に広がる町の全景が望まれ,陸奥湾と夏泊半島・下北半島が一大パノラマをなす。太宰治の文学碑「かれは人を喜ばせるのが何よりも好きであった」がたつ。前面海岸は海水浴場として,昭和59年7月オープンした。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7010656