100辞書・辞典一括検索

JLogos

6

十和田山
【とわだやま】


上北郡十和田湖町宇樽部(うたるべ)北東にある山。標高1,053.8m。十和田火山の外輪山の最高峰。十和田湖東岸のカルデラ壁に位置する。湖畔の宇樽部・子ノ口・惣部(そうべ)林道から登山道がある。ナラ・ブナ林からチシマザサの植生に変化し,山頂にはオンコ(イチイ)の群落が見られる。このため御子岳(おんこだけ)とも称される。山頂からは,周囲の展望が開け,十和田八甲田一帯から,十和田八幡平国立公園の南半,八幡平・岩手山が望まれる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7012040