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向白神岳
【むかいしらがみだけ】


西津軽郡岩崎村黒崎東方,同郡深浦町との境界にある山。標高1,243m。白神山地の最高峰。白神岳とは稜線で結ばれる。深浦町の追良瀬川と岩崎村笹内川の分水嶺をなす。先第三糸の花崗岩類で山体を構成する。山頂一帯はチシマザサで覆われるが,付近の岩場には,リシリシノブ・シコタンソウなどの北方系の植物が生育する。登頂は,黒崎集落から白神平・二股・白神岳を経て尾根に沿って行われるが,弘西林道の岩崎村と深浦町の町村界からも登山できる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7013125